前回の記事タイトルの兼ね合いで【モニター環境と音圧の関係性②】としていますが

要はヘッドホンの紹介とざっくりしたレビューです。


話の流れ上、純然たるモニターヘッドホンの紹介は特にしませんのであしからず。

所謂「リスニングにもモニターとしても使えるヘッドホン」の特集ですw

流れがわからない方は前回の記事をお読みください。



ではいきましょう!

と言いつつ、前置きから。



ヘッドホンの好みは千差万別です。

僕の書いている事が正しいとは限りませんし、他の方が書いている事が正しいとも限りません。

鳴らす環境で音はある程度変わります。

ギターと同じで「楽器は同じでも鳴らすアンプによって音が変わる」ということを念頭に置いて読んでください。



【AKG】

K240mkII   amazon/楽天/Sound house/イケベ

大定番ですが、これと次に紹介するK701は僕の一押し。

一押しと書くと凄くいい音で聴けるとか分離がものすごくいいとか・・・そう思われてしまうかもしれませんが違います。

物凄く抜けのいい音ではありませんし、分離が凄くいいわけでもありません。

ただバランスがいい。そして安いw

この値段でこのクオリティは中々ないでしょう。

セミオープンという構造上、結構音漏れは激しいので屋外での使用は控えたほうがいいと思いますが、リスニング用として使うことも十分にできる仕様になっています。

複数のヘッドホンを用意できない方はしばらくコレでまかないましょう。


K701   amazon/楽天/Sound house

現在、僕自身も利用していますが、既に廃盤となっているので流通在庫のみになっているようです。

よく「ローが少ない」と言われますが、そんなことはありません。

必要十分に出ていますし、上から下までどこかが誇張されて出ることもありません。

分離も良く空間系も見やすいです。簡易的なMIXにも十分に使えます。

これほど欠点の少ないヘッドホンも少ないんじゃないでしょうか。

ボーカルの声が非常に聴きやすい。



【SENNHEISER】

HD558    amazon/Sound house

HD598を使っている人は良く見かけますが、558はあまりいないのかな?

若干空間系が強く感じますが、解像度も高く十分に使えるクオリティです。

難点としては少しフワっとした音になって出てくるということです。

スピード感のある曲は少し苦手分野かもしれません。


HD650    amazon/楽天/Sound house/イケベ

出てくる音の傾向は全く違うのですが、K701の対抗馬はこれ。

キリっとした出音のK701に対してHD650はふわりと音がそこで鳴っていると実感できる音。

上記の文はあくまでも印象の部分であって、両方とも音に対して非常にシビアだと思います。

当たり前ですが、解像度も高く、定位もかなりしっかりとしています。

ただ値段も高いんですが、問題はインピーダンス。

300Ωとかなり高めなので、しっかりと鳴らしきるにはヘッドホンアンプが必要かもしれません。



【ULTRASONE】

PRO2900   amazon/楽天/Sound house

 あまり話題にならないのが不思議です。

ドライバにチタンを採用しているらしく、確かに音は独特。

好き嫌いは分かれるかもしれませんが、こいつほどスピード感のある出音はここまでに紹介したどの機種にもありません。

一応、開放型ということになっていますが、聴いた感じでは密閉型に近いかな?

解像度も申し分なしで定位もしっかりしていますが、広さはそれほど感じません。

低音がぐっと締まっていて、高音域の抜ける感じは聴いていて楽しいです。




ヘッドホンに詳しい方ならわかるかもしれませんが、ここに書いたのは全て開放型のヘッドホンです。

密閉型でもいいのですが、ある程度のMIXも前提に考えると開放型にしておいて損はしません。

とりあえず何か一つ欲しいというのであれば上記の中から選んでください。

はずれはありません。(と、僕は思っていますw)




リファレンス向きのヘッドホンとCDを手にしている前提で書きますが

その音の響き方音の位置そして広がり方しっかりと耳に叩き込んでください。

この作業こそが自身中で音を決める最も重要な作業です。

イメージ作るのは常に聴いている音からしか出てきません。

自分のイメージ誰かに伝えるときには漠然としたものではなく、明確なイメージ伝えましょう

そして、戻ってきた対して自分のしっかりと向き合いましょう


モニター環境を整えるというのはそういうことです。